2017年10月22日日曜日

「成長させてくださる神」コリントの信徒への手紙一3:1-9

コリントの教会(きょうかい)には、「わたしはパウロにつく」「わたしはアポロに」と言(い)う者(もの)がいました。当(とう)のパウロはこの地(ち)に主(しゅ)イエス・キリストを宣(の)べ伝(の)え、この地(ち)に教会(きょうかい)を創設(そうせつ)しました。また同(おな)じく、後(のち)にやって来(き)たアポロは、信(しん)じる者(もの)たちを助(たす)けました(使徒言行録18:27)。そこでパウロは確認(かくにん)します。「わたしは植(う)え、アポロは水(みず)を注(そそ)いだ。しかし、成長(せいちょう)させてくださったのは神(かみ)です。ですから、大切(たいせつ)なのは、植(う)える者(もの)でも水(みず)を注(そそ)ぐ者(もの)でもなく、成長(せいちょう)させてくださる神(かみ)です」。
神(かみ)さまはわたくしたちに出会(であ)いを与(あた)え、わたくしたちを成長(せいちょう)させます。わたくしたちは自分(じぶん)と異(こと)なる他者(たしゃ)を知(し)ることで、自分(じぶん)が知(し)る世界(せかい)を新(あら)たにされます。他者(たしゃ)との出会(であ)いは、わたくしたちが生(い)きる世界(せかい)を広(ひろ)げ、わたくしたちを新(あら)たに生(い)かします。その相手(あいて)がいない世界(せかい)を生(い)きてきたこれまでの自分(じぶん)から、この相手(あいて)がいる世界(せかい)を生(い)きる者(もの)へと変(か)えられます。
神(かみ)さまはさらに、わたくしたちと出会(であ)うことでわたくしたちを成長(せいちょう)させます。神(かみ)さまはわたくしたちを愛(あい)しています。実(じつ)に、神など知(し)らぬ時(とき)からわたくしたちを愛(あい)していました。そしてわたくしたちの死(し)をも超(こ)えて愛(あい)してくださいます。その証(あかし)として、神(かみ)さまは十字架(じゅうじか)で死(し)んだ御子(みこ)イエス・キリストを死者(ししゃ)の中(なか)から復活(ふっかつ)させました。死(し)んだわたくしたちへと命(いのち)を得(え)させるほどに、神(かみ)さまはわたくしたちを愛(あい)しており、このご自身(じしん)を知(し)るよう、わたくしたちに願(ねが)っておられます。
神(かみ)さまは、ご自身(じしん)が愛(あい)するということを知(し)る群(む)れとして教会(きょうかい)を建(た)て上(あ)げます。そこには様々(さまざま)な背景(はいけい)を持(も)つ者(もの)がおり、信(しん)じ方(かた)も人(ひと)それぞれです。むしろ色々(いろいろ)な者(もの)がキリストに結(むす)ばれているので、教会(きょうかい)の裾野(すその)はより広(ひろ)くされるのです。わたくしたちを愛(あい)する神(かみ)さまの手(て)の広(ひろ)がりは、そのようにして、一人(ひとり)ひとりへと届(とど)けられてゆきます。神(かみ)さまはこの神(かみ)を知(し)る礼拝(れいはい)共(とも)に与(あずか)らせ、神(かみ)に愛(あい)されて生(い)きる道(みち)をわたくしたちに差(さ)し出(だ)しておられます。