2015年6月7日日曜日

「あなたを救う神の真理」 ヨハネによる福音書 18:28-40


主(しゅ)イエスは言(い)いました。「わたしは真理(しんり)について証(あか)しをするために生(う)まれ、そのためにこの世(よ)に来(き)た。真理(しんり)に属(ぞく)する人(ひと)は皆(みな)、わたしの声(こえ)を聞(き)く」と。主(しゅ)イエスが証(あか)しをした真理(しんり)とは何(なん)でしょうか。この方(かた)はこう言(い)ったことがあります。「わたしは道(みち)であり、真理(しんり)であり、命(いのち)である。わたしを通(とお)らなければ、だれも父(ちち)のもとに行(い)くことができない(14:6)」と。御子(みこ)イエスご自身(じしん)こそ真理(しんり)であり、この方(かた)を通(とお)って父(ちち)なる神(かみ)のもとに行(い)く、死(し)を越(こ)えて永遠(えいえん)の命(いのち)に至(いた)る道(みち)が、わたくしたちにも開(ひら)かれている、と言(い)います。
この主(しゅ)イエスがわたくしたちを救(すく)う神(かみ)さまの真理(しんり)であることを、神(かみ)さまは十字架(じゅうじか)で死(し)んだ御子(みこ)イエスを死者(ししゃ)の中(なか)から復活(ふっかつ)させて、証(あか)ししてくださいました。主(しゅ)イエスはご自身(じしん)の生涯(しょうがい)を通(とお)して、また、復活(ふっかつ)させられたご自身(じしん)を弟子(でし)たちに顕(あら)わすことにおいて、この真理(しんり)を証(あか)ししました。これは、わたくしたちの命(いのち)の造(つく)り主(ぬし)である神(かみ)さまの、わたくしたちへと備(そな)えた真理(しんり)であり、今(いま)や主(しゅ)イエス・キリストの十字架(じゅうじか)の死(し)と死(し)からの復活(ふっかつ)が告(つ)げ知(し)らされることにおいて、この真理(しんり)はわたくしたちへと差(さ)し出(だ)されています。
主(しゅ)イエスは言(い)います。「真理(しんり)に属(ぞく)する人(ひと)は皆(みな)、わたしの声(こえ)を聞(き)く」。真理(しんり)は真理(しんり)であるからには、誰(だれ)にとっても真理(しんり)であるはずです。ですがその真理(しんり)が自分(じぶん)を生(い)かす真理(しんり)でないなら、わたくしたちはその前(まえ)に立(た)てません。わたくしたちにとってそのような真理(しんり)は直面(ちょくめん)しないほうがよいでしょう。それを聞(き)かないようにして、なかったようにして、どこか別(べつ)のところに立(た)つ他(ほか)ありません。ただ、他(ほか)のどこに立(た)つのでしょうか。人間(にんげん)が否定(ひてい)できるような真理(しんり)は真理(しんり)ではありませんし、この身(み)を救(すく)う真理(しんり)を聞(き)き、この前(まえ)に立(た)つことが、やはりわたくしたちには必要(ひつよう)です。
そのわたくしたちを生(い)かし立(た)ち上(あ)がらせる真理(しんり)が、わたくしたちへと届(とど)けられています。主(しゅ)イエスを死者(ししゃ)の中(なか)から復活(ふっかつ)させた、命(いのち)の造(つく)り主(ぬし)なる神(かみ)さまのわたくしたちへの真理(しんり)です。この真理(しんり)に属(ぞく)する者(もの)とされ、主(しゅ)イエスの言葉(ことば)に聞(き)くことにおいてこそ、わたくしたちは命(いのち)を得(え)るのです。